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異世界のイストワール   第4章~新たな仲間と力~  その4

 
~前回のあらすじ~
ラフシュタットの教会で新たな力‘フォース’を手に入れたシャク達。シャクは戦士、ヒカルは魔法使い、ノアは手品師とまぁ、変な組み合わせのメンバーだが、気にしない。
そんな彼等が次に向かったのは武器屋と防具屋、道具屋であった。

以下は続きです。
 

 
*暗く、不気味な城内には悪臭が漂い始めていた。無数の死体の上を歩き、脱走した甲冑に身を包んだ男は荒い呼吸を繰り返す。
———————やはり・・・あの人を此処へ独りで来させるわけにはいかなかった・・・・俺が来て正解だった・・・。
そんなことを思いながら、兜下で苦笑を浮かべる。
しかし、その苦笑も瞬時に消え失せる。前方から武器を持った獣型の3体の魔物達が突っ込んで来る。男は重い腕に再び力を注ぎ、壊れそうな剣を構える。
———————魔界らしい・・・倒しても倒しても湧いて出て来る・・・。
男は動いた。突進してやって来る魔物達目掛けて剣を槍の様に構え、突っ込む。斬り裂いた魔物どもの体液や肉片が飛び散り、瞬時に片付く。
男は倒した魔物どもの道具袋などを漁り、傷を癒す様な物が無いかを調べた。しかし、無かった。男は無言で立ち上がり、廊下を進む。

その時だった。

男が歩く廊下の前方に小さな影が現れた。
青黒く短い髪の毛。前髪が少し目に掛かっている。女らしい。
白衣。
感情の無い顔。
男は瞬時に身構えた。体全体に緊張が走る。
————————コイツは今までの魔物達とは格が違う・・・・。
「お前に問う。滅神王はどこに居る!」
男の質問に人物は顔色一つ変えない。唯、黙っているだけだ。
「もう一度問う、滅神王はどこに居る!」
しかし、男の問い掛けに返ってきた答えは、白衣が翳した手だった。彼女の手から荒れ狂う電撃が走ってきた。男はそれを寸前のところで回避すると、突っ込んだ。
———————答える気が無い雷属性の魔物か・・・。
男は剣を突き出したが、女型の魔物はすらりと回避する。そして、何時の間に詠唱したのか分からない氷属性魔法の鋭い氷柱を男に直撃させた。
「っ!」
男は間合いを取り、廊下の床に片膝を突き立てる。
——————高位氷属性魔法ブリザガルか・・・雷属性かと思ったがそう言うわけではなさそうだな・・・。
そう解釈し、男が立ち上がろうとした瞬間。体全身に電撃が走った。
「なっ!」
体が動かない。
———————麻痺か!!雅か・・・雅か、先程の氷魔法に加え、麻痺魔法を重ねて詠唱しているとは!!迂闊だった!!
男は力無げに廊下に両膝を突いた。手から痛んだ剣が滑り落ち、からんと軽い音を立てる。
———————最早・・・此処までか・・・・。
女型の魔物は動けなくなった人間に歩み寄り、手を翳した。



「やっぱ、値段・・・高いよな・・・」
シャクが武器屋で見つけた見た目の良い武器達を見て言った。
今、彼等が居るのは武器屋である。
「わぁ~、この剣なんか装備したら格好良いんじゃないかな!?」
ノアが興奮し、剣を指差した。
「‘レイピア’か・・・」
レイピア——————剣士が好んで使う装飾が施された優美な剣。
「他に良い奴無いのか?」

<武器一覧>
・銅の剣→+6(銅で作られた少し丈夫な剣)
・兵士の剣→+13(兵士の為に作られた頑丈な剣):素早さ-1
・レイピア→+15(剣士が好んで使う装飾が施された優美な剣):素早さ-2
・鉄の剣→+26(鉄製の壊れ難い剣):素早さ-2
・ナイフ→+6(誰にでも扱える小ぶりな短剣)
・スクラマサクス→+8(戦闘用に特化した大型のナイフ)
・ファングダガー→+9(獣の小さな牙から作り出された短剣)
・ワンド→+3(魔法を唱えるのに集中力を少し高める杖):精神+2
・スピア→+10(小型の魔物を倒すのには最適な槍)
・鉄槍→+18(鉄製の壊れ難い槍):素早さ-2
・ハチェット→+9(軽くて扱い易い小型の斧):素早さ-3
・羽の扇→+3(貴婦人が護身用で持つ、可憐で且つ多少の攻撃力を備え持つお洒落な扇)
・ブーメラン→+13(木で作られた投擲武器)
・棍棒→+7(硬い樫から作られる打撃専用の武器)
・木槌→+12(木製の打撃専用の武器)
・ライトウィップ→+7(敵の動きを封じる為の細長い紐状の武器)
・ファングウィップ→+10(獣の牙を先端に取り付けた鞭)
・鉄の爪→+16(武闘家や盗賊などの御用達の爪)
・鉄鋼鉤→+25(手甲に鉤爪を取り付けて、武器化した物)
・弓→+11(誰でも扱い易い、軽くて丈夫な弓)


武器を一通り眺め、攻撃力等を全てチェックし、シャク達は買いたい品を各々決める。
そして、次に向かったのは防具屋。

<防具屋一覧>
・鉄の盾→+11(鉄製の壊れ難い盾):素早さ-2
・鋼の盾→+16(鋼で出来た頑丈な盾):素早さ-3
・鉄の兜→+5(鉄製のオーソドックスな兜):素早さ-2 
・ミスリルヘルム→+8(貴重なミスリル銀を使った兜):素早さ-1
・鉄仮面→+12(頭全体を覆う、無骨な鉄製の仮面):素早さ-2
・三角帽子→+2(三角に尖った帽子)
・お洒落なバンダナ→+2(普通のバンダナよりかはお洒落さを増すバンダナ)
・グリーンベレー→+3(心を和ませる色をしたベレー帽子):精神+3
・リボン→+3(女の子がお洒落の為に愛用する真っ赤なリボン):知性+3
・金の髪飾り→+4(眩い金属製の髪飾り)
・皮の鎧→+6(なめし皮を繋ぎ合わせた質素な鎧)
・鉄の胸当て→+9(シンプルな半鎧)※即死魔法や即死攻撃を防止
・青銅の鎧→+10(青銅で作られた丈夫な鎧):素早さ-2
・皮のドレス→+2(シックな皮製のドレス)
・絹のローブ→+3(肌触りの良い絹を使ったローブ)
・旅人の服→+3(麻製の青い服)
・安らぎのローブ→+5(戦闘中でも心を落ち着かせる不思議なローブ):精神+3
・白いブラウス→+5(襟がお洒落な少し頑丈なブラウス)
・刺繍入り白いカッターシャツ→+6(手品師が愛用する派手なシャツ)
・レザーマント→+8(なめし皮を沢山使った寒さを凌ぐマント)※氷属性1%減
・修行着上→+10(武闘家や盗賊が好む服):素早さ+2
・綺麗なベスト→+12(細部に凝ったデザインが目を引く清楚で綺麗なベスト)
・布のズボン→+3(布で作られたシンプルなズボン)
・赤いスカート→+5(情熱的な色をしたお洒落なスカート):知性+3
・編みタイツ→+5(女性の脚線美を引き立てるセクシーなタイツ)
・修行着下→+9(修行着上とセットな簡素なズボン)
・鉄の膝当て→+12(鉄製の頑丈な膝当て)
・戦士のズボン→+15(膝部分が頑丈に作られた戦士愛用のズボン)
・皮の籠手→+2(皮製の頑丈な籠手)
・鉄の籠手→+5(手袋の上に鉄の装甲を被せた頑丈な籠手)
・銀の腕輪→+3(銀製の腕輪)
・旅人の手袋→+5(青い指抜き手袋)
・皮のブーツ→+2(ごく有り触れたロングブーツ)
・戦士のブーツ→+7(戦士が戦場で履くのに適したブーツ)
・鉄のグリーブ→+9(鉄製の足用の防具)
・知恵の靴→+2(英知に満ちた魔法使い達が好む魔法の靴):知性・精神+5
・巡礼のブーツ→+4(僧侶達が巡礼の旅に出る時に履く質素だが、頑丈なブーツ)
・静寂のブーツ→+5(静寂に紛れて活動する盗賊達が愛用するブーツ):素早さ+6
・サンダル→+1(外出の際に愛用される日常用のサンダル)
・皮の靴→+2(皮製の軽い靴)
・ハイヒール→+1(脚を綺麗に見せる婦人の靴):素早さ-1
・黒のシューズ→+3(履く者の心を少し悪に染めるシューズ):知性+10
・白のシューズ→+3(履く者の心を少し聖に染めるシューズ):精神+10


この防具屋でも欲しい防具を各々決める。
「やっぱり、強い物は値段が高いぜ・・・・」
シャクは防具屋を出て、腕を伸ばしながら言った。
「そんなモンだよ。だからさ、頑張ってアルバイトしてお金を稼ごうよ!!!」
ノアが元気な声で叫んだ。
そんな事で、金を稼ぐ為、シャク達はラフシュタット内でアルバイトを探すのであった。



目が覚めれば椅子に縄で縛られた状態だった。
男は気を失っていたらしかった。酷い頭痛がし、頭が痛い。
そこで気付いた、「兜が脱がされている」と言うことに。
黒髪のこの男は黒い瞳を周囲に向けた。男の椅子以外は何も無い薄暗い部屋。天井から光が差し込んでいるだけであった。
———————生きているのか・・・・でも、何故生かした・・・?
男は黙って周囲を見回す。誰も居ない。
それを確認すると必死にもがき始めた。
しかし、頑丈に縛られている為、外れない。
と、そこへ足音が響く。
「誰だ!!」
男は叫んだ。
そんな脱走者の前に現れたのは、白衣を纏い、青黒い髪の毛をした小さな人物であった。小さいと言っても150cm前後と言った身長である。
——————コイツは俺に電撃を食らわせた奴!・・・い、いや、待てよ・・・似ているだけだ。コイツは違う・・・。
「俺は滅神王兄側に仕えている大悪魔神官カルコスだ。」
「大悪魔神官カルコスだと・・・?」
「貴様・・・中々やるな・・・我が部下達を殆ど一人で片付けるなんてな。」
「俺をどうする気だ!!」
「貴様は滅神王弟様、ヘンリ様に好かれている・・・」
「ヘンリだと・・?」
「従って、貴様はこのまま生かすことにする。」
「何!?」
「どうだ?滅神王ご兄弟の忠実なる下部にはならないか?」
「断る!!俺が仕えるのはガムラン王国の王家のみ!」
「かなりの強情者だな。」
「そうだろ?」
男が余裕の表情でカルコスに毒づく。
「まぁ、良い。貴様には大きな任務を果たしてもらうからな。無理矢理にでも。」
カルコスは宣言すると紫色の綺麗な瞳を光らせた。
それに呼応して男の顔が苦しみの表情へと歪んでいく。
———————何かが・・・俺の体の中に入ってくる!・・・暗黒染みた何かが!
「くっ!」
「痛いだろ?それは貴様の心の中に闇が無いからだ。光ばかりを宿した貴様に大量の闇は耐えられないはずだ!強大な闇は光を飲み込み、強大な光は闇を飲み込む・・・・。将に今が前者の方だ!!」
カルコスが叫ぶと同時に男も悲痛な叫び声を上げた。これまで味わったことの無い程の痛み。
「さぁ、光を捨てて闇を受け入れろ!そうすれば、楽になる!!」
怨み。
憎しみ。
憎悪。
嫌悪。
暗黒。
漆黒。
全ての黒い感情が男を飲み込んだ。
どんなに抗っても無駄だった。
この闇は無断で体の隅々にまで染み込んで来る。
男の絶叫が拷問部屋とも言うべき空間内に響き渡った。
そして、終に作り変えた。
黒髪の男を。


続く…。
 

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2014-11-08 : 【異世界のイストワールⅠ】 : コメント : 0 :
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プロフィール

十二仙 百露

Author:十二仙 百露
性別:女
年齢:18
身長:158cm
血液型:AB
誕生日:9月12日
好きな食べ物:甘い物
嫌いな食べ物:苦い物
趣味:小説、書道、絵を描く、模写、ゲーム、ゲーム実況見物

 

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~番外編~
Happy Halloween !! . 2014

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【勇者の特権を取り戻す為に俺は魔王を復活させ、無限ループを繰り返す。】


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