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異世界のイストワールⅡ〜登場人物〜

*紅日冷煉(べにびひれん)……紅日灼と氷山冷愛との間に産まれた17歳の青年。濃い紫色の髪の毛に黒目。一人称は俺。

*紅日熱寒(べにびねっか)……紅日冷煉の弟。歳は15。淡い紫色の髪の毛に黒目。一人称は僕。

*ペイン・シュメルツェン……ガムラン王国を治める美しき男勝りな姫君。剣術には素晴らしく長け、戦闘能力は兵士を超える。歳は38。金髪と黄緑色の目。一人称は私。

*カーツ・クオレット……ガムラン王国を治める王優男。ペインの夫。槍の使い手。歳は38。黒髪黒目。一人称は俺で、敬語。

*ゼノ・ヴェルデ……ガムラン王国の騎士。ペインとカーツの友人。歳は38。緑色の髪の毛に青い目。一人称は僕。

*ギルティ・ヴァーイスデモン……ニルバーナに住む淡い水色の髪の毛をした男。歳は39。職業は遊び忍。長けた剣術と体力は彼の最大の強み。かなりの怠惰者。一人称は俺。

*ヒルダ・トエーガ……ニルバーナの自警団。ツンデレ。緑茶が好き。歳は38。深緑色の髪の毛をしている。一人称は俺。

*ミーシア・アシュインテレサンテ……ニルバーナに住む恋に一途な女性。癒しの魔力に長けている。茶髪にエメラルドグリーンの目。歳は35。一人称は私。

*オルバ・ソパトリーア……切ない過去を持つ海賊の男。鞭を愛用する。歳は35。茶髪。一人称は俺。

*ラヅ・ヘアピス……ニルバーナで暮らす長髪の男。職業は陰陽師。しかし、剣術に長けている。歳は39。髪の毛は桃色。一人称は俺。

*ヴェロニカ・アマゾネス……ニルバーナの村長の妻。元は女剣士。短気だが愛する者の為には自身の無事など厭わない。歳は35。独特な喋りをする。淡いオレンジ色の長い髪をし、藍色の瞳。一人称は自分。

*サリエル・ファレルレット……ニルバーナの村長。彼もまた愛する者の為ならば自身の命など厭わない性格。父エルガの剣術を引き継ぎ、且つ体力ともにギルティやヒルダ、ラヅ達と同じ様に長けている。それ故…………。
歳は39。黒紫色の髪の毛。一人称は俺。

*ディ・シィール……幻界を治める幻魔。元は吟遊詩人。女と酒が大好物。歳は4000(40歳)。情熱的な性格。オレンジ色の髪の毛と青い目。一人称はぼく。

*スピオ・シィール……ディの弟。職業は遊び人。か賭け事が大好き。穏やかな性格。歳は3900(39歳)。オレンジ色の長い髪の毛と青い目。一人称は私。

*リザ……幻界に住む獣人の女性。茶髪に緑色の目。一人称アタシ。

*雷塔翠(らいとうすい)……雷塔光の娘。冷煉と仲が良い。金髪。一人称は私。

*カイン・シュメルツェン……ガムラン王国の王子。ペインとカーツの息子。二人の性格を合わせ持つ青年。歳は17。剣と槍の両方を操る。金髪に黄緑色の目。一人称は俺で敬語。


*デイン・トエーガ……ニルバーナの青年。ヒルダとミーシアの息子。歳は17。父ヒルダの剣術と母ミーシアの癒しの魔力を合わせ持つ。深緑色の髪の毛。一人称は俺。

*ゾネ・ファレルレット……ニルバーナの村長の息子。サリエルとヴェロニカの息子。不思議な力を秘めた青年。歳は17。母に似て独特な喋りをする。優男。黒紫色の髪の毛と藍色の瞳。一人称は自分。

*ローレライ……滅界(魔界)を治める滅神王(魔王)。優男。白髪に赤い目。平和を愛する。一人称は私。

*カルコス……ローレライに仕える大悪魔神官。青黒い髪の毛。身長は148。小さな事を言われるとキレる。白衣を纏っている。短気。ローレライを慕っている。一人称は俺。

*ヘンリ……ローレライの弟。真面目。兄とは正反対の性格。短気且つツンデレ。一人称は俺。

*リンネル……カルコスの妹。ヘンリに仕える大悪魔神官。機械口調。感情を表に出さない。無口。一人称は私。身長は149。

*エウリア……ローレライの一番下の弟であり、滅神王の中で最強最悪の魔族。左目は石化効果がある。後頭部からは白蛇、黒蛇、銀蛇が生えている。
しかし、今は無い。一人称ボク。

*アプフェル……エウリアを仕える大悪魔神官。金髪に紫色の目。元はヘンリに仕えていた。面白い事が大好き。一人称は僕。かなりのお調子者。


=また、新たなキャラが出て来るかもしれないガ気にしないでくれ。
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2015-11-23 : 〔異世界のイストワールⅡ〕 : コメント : 0 :
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異世界のイストワールⅡ  第0章~悪夢の序曲~

※字抜けとか字間違いとかしているかもしれませんが、許して下さい。


第0章~悪夢の序曲~


*時は真夜中。
荒い呼吸音が月明かりに照らされた静かな室内に響く。
男の額や頬からは大量の汗が伝って床へ落ちていく。
胸が苦しい。
それに加え、頭痛と吐き気が力を増す。
体の中を流れる血が不気味に蠢いているのが分かる。
———————俺の体の中で・・・一体何が起こっているんだっ・・・!
床に両膝を突き立て、苦しさと悲鳴を堪える。
何かが可笑しい。
いや、自身が可笑しいと感じていたのは今からではない。
心臓が早鐘を打ち始め、普段とは全く違う感情が生まれてくる。
次第と歪んだ笑みが男の顔を支配する。
笑いたくも無いのに笑いが込み上げてくる。
男は必死に笑いを抑え、己を保とうとする。
その刹那——————。
男の耳に囁く声が居た。
聞き覚えのある、もう何十年も聞いていない声が——————。


“君だけは手放したくは無い。必ず、君はボクのモノになる。必ず・・・だ。”


その悪魔の囁きを聞き、男は目を見開く。
再び、心臓が早鐘を打つ。
冷汗が止まらない上、吐き気も頭痛も息苦しさも増す。


“絶対に逃げられないよ・・・・ボクからは・・・・”


囁きは左耳から聞こえたかと思ったら、今度は右耳から聞こえてくる。
男は必死に声を聞かない様に首を振る。
このままこの囁きを聞き続けていては己を奪われてしまう、と男は感じる。
だが、悪魔の囁きは男の全てから体の中へ侵入してくる。
鼻から目から口から、そして、皮膚から——————。


“怯えなくて良い・・・・君は唯、ボクに侵食されていくのを待っていれさえすれば良い。”
「だ、黙れっ・・・・!」
“怯えなくて良い・・・・君は唯、ボクに選ばれたことに喜んでいれさえすれば良い。”


囁く声は笑い出す。
男は金縛りの様に痺れた身体を無理矢理立たせた。
そうでもしなければ悪魔に乗っ取られそうだからだ。


“どんなに君が足掻こうが、君はもうボクからは逃げられない。君がボクのモノになるまで・・・・時間の問題だから・・・”


奮い立った男は壁に手をつき、荒い呼吸を繰り返す。
今、囁きに耳を傾けてはいけない。
囁きが止むまで、自身を保つのだ。それしか、今の男には出来ない。


“まァ・・・・君とボクの融合・・・・楽しみにしてるよ・・・”


悪魔は無邪気な笑い声を残し、囁くのを止めた。
声が消えたと同時に男は意識を失った。


★ ★


太陽が顔を輝かせる世界。
この世界では人間と魔族達が平和に暮らしている。共に町や村を築き、笑い合う日々が流れている。

凡そ22年前———————。
人間と魔族は敵対関係にあった。
勇者と滅神王三兄弟の死闘。
それは長き年月が過ぎ、神話の様に語られた。
真の悪は滅神王三兄弟の中の三男エウリア。
彼は兄達を吸収し、世界を支配しようと企んでいた。
そのエウリアを封印する為に勇者と魔王ローレライとヘンリは手を組み、弟を封印した。
そして、世界は平和を掴んだ。


滅神王エウリアや魔族達との戦いで滅びた世界を復活させる為、女神メリティスは実体全てを魔力へと注ぎ、世界を復活させた。
再び闇に世界が覆われる事が無いものと考えて———————。
それ故、神の国は女神を無くし、長き眠りから覚めた天使達だけで守っている。
今は、その天使達が何かに怯え、震えている。

世界が再び、闇の復活に怯えている。

そんな彼等を女神は声で安心させるしか方法は無かった。
必ず勇者が異世界から現れる、と。
大昔、勇者に託した“天使の指輪”の輝きに導かれ、勇者が現れる、と。



★ ★


魔物達の様子が可笑しい。
深緑色の髪をした青年は刀を構え、大勢の魔物達を眼前にしながら思った。そんな彼の背後に隠れ、黒い角を生やした小さな魔物が怯え始めた。
「ど、どうして・・・みんなっ!」
「ちっ・・・!」
青年は舌打ちをし、魔物達を鋭い双眸で睨んだ。
——————何故、魔物達が襲って来るっ?
今までは共に仲良く暮らしていた。
そうであるのに。
——————父さん達が上手くやったんじゃねぇーのかよ?
と、青年が思案していた時だった。
魔物達が次々と牙を剥き出しにして襲い掛かって来た。
青年はひらりと魔物達の攻撃を回避し、刀を向けたものの攻撃出来ない。
あれ程、親しくしていた魔物達を傷つけるなど出来ない。
——————何故・・・・・なんだっ?
「おい、何故、俺等を襲う?お前等とは親しい仲じゃねぇーのかよ!」
と青年は攻撃をひたすら回避し続けながら叫ぶ。
しかし、当の魔物達は唾液を撒き散らし、狂った目をし、容赦無く襲い掛かって来る。
「ちっ!」
「みんな、止めてよ!」
黒い魔物は泣きながら言う。
と、そこへ狂った魔物達の眼光が小さき魔物の方へ向いた。
それを見た青年は目を見開き、叫んだ。
「避けろっ!!」
だが、咄嗟には動けない。
黒い魔物は慌てて防御する。
青年は焦る。
——————あの攻撃、あいつには痛恨だっ!
思っていても、彼を助けには行けない。青年の前を魔物が邪魔をする。
「退けろ、お前等っ!」
怒鳴った青年の後、悲鳴が響いた。
はっとなった彼であったが、この悲鳴は仲間の魔物の悲鳴ではなかった。襲って来た魔物達の悲鳴だった。
青年は邪魔な魔物達を気絶させ、仲間の魔物の方へ駆けて行った。
そこには無残な魔物達の死体が転がっていた。
そして、青年に似た男が一人、鋭い目の中に悲しさを秘め立っていた。
「親父・・・・」
と青年。
深緑色の髪をした父親はふっと息を吐くと斬り捨てた魔物達を一瞥した。そんな男の影では黒い魔物が泣いていた。
そして、青年の父親は空を仰ぎ、呟いた。
「・・・空の色が可笑しい・・・・」
青年も同じ様に仰ぐ。
確かに、いつも綺麗な空は濁っていた。


★ ★


聖騎士の鎧を装備した金髪の青年は城下町を急に襲い出した魔物達の攻撃から国民を守る為に剣を振るっていた。
——————何故、あんなに仲が良かった魔物達がこんな酷い事を・・・・?
次から次へと疑問が溢れ出てくる。
しかし、その疑問を魔物達に投げかけている暇は無い。
疑問よりも国民達を死守しなければ。
「———様!貴方様はこの国の王子!此処は我々、兵士達にお任せを!」
共に戦っている兵士が叫んだ。
王子はそれでも剣を振るい、国民達を守る。
「いや、王子だからこそ動かなければならなんです!」
母親と父親に似た綺麗な顔を血や汗に汚れさせ、王子は応える。
——————母上や父上も俺とは違う場所で戦っているんだ。俺だって戦える!
「しかし、———王子様!」
王子を止めようとした兵士の無防備な背を狙う輩が居た。それに気付いた金髪の青年は兵士の背後へ鋭い突きを入れた。その攻撃に魔物は息絶える。
「王子様っ・・・」
「無防備になってはいけませんよ。」
と、言った王子の背目掛けて魔物が襲い掛かって来た。
彼が慌てて回避しようとした矢先———————。
頭上から黒髪の男が降って来た。彼は槍を手にし、次々と魔物達を蹴散らした。
「父上!」
黒髪の男は魔物から槍を抜くと、息子に言う。
「———、無防備になってはいけないって教えたじゃないか。」
「はい・・・すみません・・・・」
真剣な顔の王子に父親は空を仰ぐ。
そして———————。
「空の色が可笑しい・・・」


★ ★


船上。
むるりとした海の魔物の攻撃を鮮やかに回避し、栗色の髪をした若げな男は鞭を強かに打ち据えた。そして、蹴りを叩き込み魔物を消す。
——————ちっ・・・何で今更になって魔物が牙を向けてくんだよっ!
「———船長!魔物の数が多過ぎます!!どうしましょうか!!」
船員の一人が銛を振るい、魔物を倒してから栗色の髪の船長に叫ぶ。
当の若船長は溜息をつき、言い捨てる。
「決まってんだろ?殺るまでだ。」
その言葉に応じて海の魔物達は威勢を増して襲い掛かって来た。
怒り狂った、血走った目を回転させ飛び掛かって来る。
しかし、船長は鞭でそれ等を絞め殺し、最後には手を空へと掲げた。それに伴って波が立ち始めた。
船長に呼ばれた波は魔物達を次々と飲み込んでいく。
津波——————魔力を解き放ち、波を生じさせる特殊な職業の技。
「おい、野郎共!!さっさと片付けるぞ。俺の船に汚い魔物達を乗せたく無いんでね。」
「へい!」
船長の言葉に船員達は素早い動きで魔物達に攻撃を浴びせに向かった。
そんな中、男は空を仰ぐ。
そして、ぽつりと呟いた。
「空の色が汚ねぇーや・・・・」


★ ★


昔の時と同じ様な出来事が生じ様としている。
一人の女は剣を片手に必死に襲い来る魔物達と対峙していた。
遠の昔に捨てた戦いの記憶を呼び覚ます程の魔物達の大行進。
そんな彼女の横では青年が刀を振るっていた。
「お母さん、何であんなに仲良かった魔物達が襲って来るん?自分、イッソ(全然)悪い事してないんじゃけど。」
息子の言葉に女は苦笑して返す。
「母さんも悪い事はイッソ(全然)してないよ。でも、何でか知らんけど、こうなったみたいじゃね。」
苦笑する女は何か不安を抱えていた。
たった一つの不安を——————。
——————あの人がこの村から居なくなってからじゃ・・・・こんなに世界が荒れてるのは。
そう思う女の頬には涙が伝っていた。
と、そこへ怠けた男の声が聞こえてきた。
「空の奴、汚ねぇー色しやがって・・・・」



★ ☆ ★ ☆ ★



導かれた。
永遠の闇の中へ———————。
自身の中の光が消えかけている。
絶望させる程の闇のせいで————————。
次第に自身が奪われていく。壊されていく。
だが、簡単には奪われたくは無い。壊されたくは無い。
だから、俺は抵抗する。
最後まで——————。
再び、あの悪夢を甦らせない為にも。



続く…。
2015-03-29 : 〔異世界のイストワールⅡ〕 : コメント : 0 :
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プロフィール

十二仙 百露

Author:十二仙 百露
性別:女
年齢:18
身長:158cm
血液型:AB
誕生日:9月12日
好きな食べ物:甘い物
嫌いな食べ物:苦い物
趣味:小説、書道、絵を描く、模写、ゲーム、ゲーム実況見物

 

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【異世界のイストワールⅠ】
プロローグ
1章2章3章4章5章
6章7章8章9章

~番外編~
Happy Halloween !! . 2014

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【勇者の特権を取り戻す為に俺は魔王を復活させ、無限ループを繰り返す。】


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